関西の喫茶店を中心に。
旅行最終日は、このお店から。
あまりの内装の凄まじさに、朝からテンションがだだあがりでした。もうほんっとうに好み!

最寄りは札幌市営地下鉄東豊線の元町駅。
北海道中央バスの北26条東8丁目も近いです。
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赤色が目を引く外観です。あと、クマのぬいぐるみ。あまり喫茶店の店先では見ない代物である。
看板には「昔ながらなクラシックなムード 静かな時を貴方と」という謳い文句。
「貴方に」ではなく「貴方と」と言っていることにときめきを覚える。喫茶店に誘われている感じがする言葉選び。


風よけ室、なのかな・・・?それともテラス席?
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ワニの剥製がインパクトあります。
石を使った壁もかっこいい。
この時点で色んなものが飾られていて楽しくなってきます。そんな気持ちで店内へ。
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扉の内側には紫のカーテン。上部には房飾りがついた装飾。そして凝ったデザインの美しい照明。
妖しげな魅力に満ち溢れる入口です。これは好みどんぴしゃ。ひゃー。


なんていう入口付近でのときめきは、まだまだ序の口だったのです。
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なんというか、もう、言葉を無くす美しさ。
骨董品好きにとって、そして純喫茶好きにとって、ここは天国みたい。
まず、床。華やかな柄が入った赤の絨毯は、華やかで優美。
壁紙も同じく赤を用いたダマスク模様で、店内の優美さに拍車をかけています。
並ぶソファーはこれまた深紅。嗚呼。
もうこれだけでうっとりするというのに、そこにこれでもかと飾られる骨董品や剥製の数々・・・!
これに本当に圧倒されました。
剥製、というのが良いんですよね。どことなく頽廃的な美しさが漂います。個人的に、本当に好み。
で、それらと前述の優美な純喫茶的な空間との相乗効果も凄まじいの。
さながら貴族の趣味の一室みたいな感じです。


カウンタがまた、凄まじい。
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食器棚の扉には執拗に「珈琲館滴」の金文字。手前のガラス板にも大きく「滴」の金文字。
カウンタの薄暗さと相まって、これがいっそ異様な雰囲気で、おののきました。
うわー!こんなの、好きに決まっている。ハイッセンス・・・!
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「お会計」の看板にはサーベルが横たえられていて、そんな部分にもときめくのでした。


さて、こんな風に魅力が沢山詰まったお店ですが、照明類がまた素敵なんですよね。
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このパスポートスコッチのカラフルな照明に、本当にうっとりといたします。
あと、この照明もふるっている。
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船型・・・!あまりにかっこいい!凄い!
なんとも渋く、豪勢な照明です。
因みに、そんなかっこいい船に、ちょこんとぬいぐるみが飾られていることに、思わずニヤニヤしちゃいました。
こういう緩さが、実は随所にあって、それも魅力になっているなと思うのです。
例えば、紙ナプキンが入っていた器。
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優雅なカップに添えられたスプーン。
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お茶目さが垣間見える部分です。


11時位の訪問で、朝からまだ何も食べていなかったのでホットサンドと珈琲をいただきました。
珈琲はブレンドを頼むと、味の好みを聞かれて驚く。
苦めが好きなことをお伝えしたのですが、その結果美味しい珈琲をいただくことができました。
添えられた銀のミルクピッチャーやシュガーポットは、トレイまでお揃いの優美な代物で、またウキウキするのでした。どこまでも素晴らしい。
1人静かに興奮する一時。
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昭和な喫茶店に、馬鹿みたいに焦がれている。
でもお洒落なカフェだって好きだったりして。
お酒も嗜むから、昭和な呑み屋にも目がないのだ。嗚呼。

「純喫茶」目録、だなんて銘打っているけれど、純喫茶に限らず色んなお店を書き留めておきたいし。
純喫茶「目録」、とはいっても情報は実際の写真と自分の感想程度の緩いもの。
でも、その緩さの代わりに長く続けていきたい所存。

因みに喫茶店は、入ったお店は全て書き留めておきたく(だって喫茶店の情報はあまりネットに転がっていなくて、 私の琴線に触れなくても誰かの琴線に触れるかもしれないから)、 それ以外は、気に入ったものだけ書き留めていくつもり。

管理人.涼
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